反撃弾の浅野、第3戦へ「あとは神様が決める」 コロンビアの結果待ち

 日本-コロンビア 後半、ゴールを決める浅野=マナウス(共同)
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 「リオ五輪・サッカー男子・1次リーグ、日本2-2コロンビア」(7日、アマゾニア・アリーナ)

 日本は0-2と劣勢に追い込まれたが、先発したFW浅野拓磨とMF中島翔哉のゴールで引き分け、コロンビアの結果待ちながら、最終戦に1次リーグ突破の可能性をつないだ。浅野は「あとはサッカーの神様が決めることかなと思うので、僕たちは持っている力を120%出し切りたいと思います」と前を向いた。

 後半14分、一瞬の隙をつかれグティエレスに先制を許すと、同20分には藤春がキックミスからまさかのOG。重苦しい空気を打ち破ったのは途中出場の大島、南野からボールを託された浅野だった。

 中央を抜け出しスルーパスを受けると、ちゅうちょせずゴール右隅にシュートを突き刺した。負ければ1次リーグ敗退が決まる試合で、チームを鼓舞する一撃となった。

 「僕らには追いつく力があると思っていましたし、絶対に追いついて追い越せるなと思っていました」と2失点にも闘志を失っていなかった浅野は、「(南野)拓実からいいパスがきたので、落ち着いて振り抜くだけだった。ゴールも近かったですし。ゴールになってよかったとは思いますけど、まだ1点を追う展開だったので、あと1点早く取らないなと思っていました」と心境を振り返った。

 10日(日本時間11日)のスウェーデン戦に勝っても、コロンビアが引き分け以下でなければ1次リーグを突破できないが、「最後の最後、僕たちが持っている力をしっかり出し切って。あとはサッカーの神様が決めることかなと思うので、僕たちは持っている力を120%出し切りたいと思います」と自らを奮い立たせた。

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