福原愛、号泣…世界女王相手に0‐4
「ロンドン五輪・卓球女子シングルス・準々決勝」(31日、エクセル)
第5シードの福原愛(23)=ANA=は第1シードの丁寧(中国)に0‐4で敗れた。
3度目の五輪で初の8強入りも個人戦のメダルには届かなかった。準々決勝で敗れ、福原は団体戦メンバーの平野と抱き合って号泣した。世界女王の丁寧にストレートで完敗。「自分が持っているものはすべて出せたと思う」と受け止めた。
フォアをサイドに決め、第1ゲームを10‐6とリードしたが、4連続失点で追いつかれ、13‐15で落としたのが痛かった。「勝ち急いでしまった」。石川と平野の3人で挑む団体は3日から始まる。メダルを目指す戦いはまだ終わっていない。