阪神完敗 久保康に3安打で完封される

8回、空振り三振に倒れ悔しがる原口
3枚

 「阪神0-3DeNA」(30日、甲子園球場)

 阪神がDeNAの先発・久保康友投手に完封負けを喫した。安打は散発の3安打といいところなく終わった。

 初回から五回まで1人の走者も出せずにいた阪神打線は、六回、先頭の北條が内野安打で出塁したものの、後が続かず。七回、八回も走者は出したものの、チャンスをものにできなかった。

 DeNA・久保康は昨年の6月30日以来ちょうど1年ぶり、今季初となる完封勝利を無四球で飾る内容で4勝目(4敗)を挙げた。打線も初回に筒香の適時内野安打、二回には久保康自身が1死二、三塁から適時打を放つと、四回には宮崎の7号ソロで着実に加点した。

 09年から13年まで所属した古巣を相手の快投にも久保康は「結果は100点です。でも内容が100点になることはまずない。もっともっと詰めていきたい」とさらなる向上を誓った。3点差と決して多くはない援護だったため「タイプ的に低めにゴロをとるタイプなので、球場は広いですけど、点差があまりなかったので、一発がいやだったので低めに丁寧に投げて、引きながら(打者を観察しながら)やってました」とベテランの味が出た投球だった。

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