掛布2軍監督 初陣飾れず 中日に大敗

 「ウエスタン、阪神2-9中日」(15日、鳴尾浜)

 阪神・掛布雅之2軍監督(60)は、初陣を勝利で飾ることはできなかった。本拠地で迎えたウエスタン開幕戦は、中日打線が2桁安打と爆発し、同じく今季から指揮を執る小笠原道大2軍監督に軍配が上がった。

 背番号31のユニホームに身を包み、初の公式戦を迎えた掛布監督に、「6番・左翼」で先発した柴田が二回、待望の先制点をプレゼントした。1死一塁から、右線への適時二塁打。一塁走者のペレスが巨体を揺らしながら、一気に本塁を駆け抜け、1点を先制した。

 しかし、開幕投手に指名した左腕、島本が期待に応えられなかった。初回から走者を背負う苦しい投球。三回には4番のナニータ、5番の福田に連続本塁打を浴びて、4点を失うなど、4回10安打6失点と中日打線に捕まった。

 打線もその後は好機を作りながらも、あと一本が出ずにスコアボードに「0」を並べた。それでも九回1死から、4番の陽川が左中間に1号ソロを放ち、意地を見せたが、掛布阪神の船出は黒星スタートとなってしまった。

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