岩田 相性のいい倉敷で7回1失点も…
「阪神-中日」(7日、倉敷)
阪神の先発・岩田が7回7安打1失点と好投したが、勝ち投手の権利は得られなかった。序盤は二、三回を三者凡退に抑えるなど上々の立ち上がり。四~六回はいずれも得点圏に走者を背負ったが切り抜けた。
しかし、七回1死からの藤井の三塁へのゴロが不運な内野安打となると暗転。下位打線につながれて満塁とされると、代打・森野に中堅への犠飛を打たれ、先制点を許した。続く遠藤は空振り三振に仕留めたが、この回限りでマウンドを降りた。
岩田は倉敷で4度目の登板。11年から2連勝中で「意外と(倉敷の成績は)悪くない」と話していたが、その数字を伸ばすことはできなかった。ただ、相手クリーンアップを無安打に抑えて最少失点にとどめ、先発の役割を果たした。