初先発の2年目山本が5回2失点

力投する阪神・山本翔也=横浜(撮影・吉澤敬太)
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 「DeNA-阪神」(4日、横浜)

 プロ初先発の山本が5回6安打2失点。初回、二回は走者を三塁に進めるなどピンチを背負ったが、コーナーを丁寧に突く投球で四回まで3安打、無失点でしのいだ。

 五回は先頭の黒羽根に中前打。2死一、三塁とピンチを広げ、梶谷に右中間フェンス直撃の2点適時二塁打を許した。しかし、続く筒香は左飛に抑え、六回に代打を送られて交代。勝ち投手の権利を手にして94球で降板した。

 山本は「初先発で緊張もあったが、今日は野手のみなさんに助けられた。カウントを悪くする場面もあり、反省点の多いピッチングになったが、何とかリードした展開で後につなぐことができてよかった」とコメントした。

 プロ2年目の左腕は、今季1軍初登板の5月30日・西武戦で、リリーフとして2回無失点。その後2軍降格となったが、2軍戦で先発としてアピールを続けていた。6月28日のウエスタン・オリックス戦では7回3安打無失点、7奪三振と好成績を残し、1軍での先発切符をもぎ取った。

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