福留 4号2ランで燕突き放した

 「ヤクルト-阪神」(13日、神宮)

 阪神・福留孝介外野手が、貴重な追加点をもたらす2ランを放った。

 1点リードで迎えた六回だ。暴投で1点を追加し、なおもマートンの左前打で2死一塁となった打席だった。1-1から3球目の変化球が甘く入ってきたところを逃さなかった。鋭く反応し、快音を残した打球は右翼席に飛び込む4号2ランとなり、リードを4点に広げた。

 福留は「打ったのはスライダー。マートンが粘ってヒットでつないでくれたし、相手のミスでもらった1点で終わることなく、いい形で得点できて良かったです」と話した。

 4月11日の広島戦(甲子園)で、黒田から放って以来23試合ぶりの一発。さらにチームの1試合2本塁打は、開幕3戦目の3月29日の中日戦以来、33試合ぶりとなった。

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