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阪神2位へ 粘りの逆転で夏場に期待

2014年7月13日

9回、自らのバットで勝利に貢献した阪神・関本賢太郎(右)は最後を締めた阪神・呉 昇桓とタッチを交わす=東京ドーム(撮影・田中太一)

9回、自らのバットで勝利に貢献した阪神・関本賢太郎(右)は最後を締めた阪神・呉 昇桓とタッチを交わす=東京ドーム(撮影・田中太一)

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7回、代打・関本が左越えに逆転満塁アーチを放つ=東京ドーム(撮影・園田高夫) 逆転勝利を飾りナインを祝福する和田監督(中央)=東京ドーム(撮影・園田高夫)

 和田監督は「取って置きの関本がいい仕事をしてくれました。(七回は)その前にもワンアウトから出て、ツーアウトを取られてから何とか満塁までつないでくれた」と打線の粘りをたたえた。

 前日に連勝が8で止まり、この日も復活した巨人・沢村の前に六回までリードを許すなど、流れ的には敗色濃厚だった。

 起死回生ともいうべき関本の逆転満塁本塁打と他の野手の粘り。さらには継投陣も踏ん張り、九回の呉昇桓へつなげた。14日からは球宴前最後の中日3連戦(ナゴド)。阪神のこの日の1勝は、夏場以降のペナント争いに期待を抱かせる勝利シーンとなった。

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