「サッカー・Ｕ－２３アジア選手権・決勝、日本－韓国」（３０日、ドーハ）

　リオデジャネイロ五輪出場を決めたＵ－２３日本代表は２９日、決勝の韓国戦（３０日）に向けてドーハ市内で最終調整を行った。公式会見に半袖姿で臨んだ手倉森誠監督（４８）は「寒いのに判断ミスをした。明日は判断ミスできない」と会場の笑いを誘ったが、すぐさま「一番負けてはいけない相手」と表情を引き締めた。

　韓国の申監督が２８日に「地球が滅亡するまで韓国と日本の戦いは続く」と語っていたことには「いいライバル関係はずっと続いていく」と話した。

　先発メンバーについては「勝つ直感を信じる」とし、左太腿を負傷して２８日の練習に参加しなかったＦＷ鈴木武蔵（２１）＝新潟＝の欠場を明言した。