MF長谷部 シンガポール戦圧倒する
「W杯2次予選、日本-シンガポール」(16日、埼玉)
合宿中のサッカー日本代表は14日、埼玉県内で冒頭15分間を除いた非公開練習を約2時間行った。非公開時には主に攻撃面の戦術を確認。守備的に臨んでくるシンガポールを想定し、クロスボールなどの練習に時間を割いたという。
W杯2次予選前、最後の調整試合となったイラク戦は4-0の快勝。16日からは2018年のロシアW杯に向けた戦いが始まるだけに、MF長谷部誠(E・フランクフルト)は「長い戦いだなとは思うが、どれだけ多くのことを求めてやれるかだと思う。もちろん、相手はリスペクトするけど、2次予選に関しては圧倒しないといけない。ただ勝つだけではなく、内容も結果も求めてやっていきたい」と意気込んだ。
1年前のこの日は、ブラジルW杯1次リーグ初戦のコートジボワール戦(結果は1-2で敗戦)。惨敗に終わったW杯から、再び高みを目指す戦いが始まっているだけに、長谷部は「今、チームの中には良い競争が出てくる。僕もその競争の中で戦っていきたい」と気持ちを新たにしていた。