初陣黒星発進は95年加茂ジャパン以来
「キリンチャレンジカップ、日本0-2ウルグアイ」(5日、札幌ド)
メキシコ出身のハビエル・アギーレ新監督率いる新生サッカー日本代表は5日、札幌ドームでウルグアイ代表との国際親善試合、キリン・チャレンジカップに臨んだ。アギーレジャパンは0-2で敗れ、黒星スタートなった。
日本代表監督の初陣が黒星に終わったのは1995年1月にキング・ファハ杯でナイジェリアに0-3で完敗した加茂周監督以来。以後は岡田武史監督(第1次)、フィリップ・トルシエ監督、ジーコ監督、イビチャ・オシム監督、岡田武史監督(第2次)、アルベルト・ザッケローニ監督と6代に渡って引き分け以上で初戦を切り抜けていた。
アギーレ日本は、代表初招集の5選手からFW皆川佑介(広島)、坂井達弥(鳥栖)がスタメンに抜てきされ、キャプテンはFW本田圭佑(ACミラン)が務めた。4-3-3の布陣を基本形としてスタートし、後半20分過ぎからは4-4-2にチェンジするなどのさい配を試みたが、ウルグアイのゴールを脅かすことはできなかった。
アギーレ監督は試合後「修正点はたくさんある。たとえば守備の集中力」と敗因に2失点に絡んだ守備陣のミスを挙げ、今後の強化を誓っていた。
【日本代表監督の初戦】
◆加茂周監督 95年1月6日 キングファハ杯・ナイジェリア(リヤド)●0-3
◆岡田武史監督 97年10月11日 W杯アジア最終予選・ウズベキスタン(タシケント)△1-1
◆トルシエ監督 98年10月28日 親善試合・エジプト(長居)○1-0
◆ジーコ監督 02年10月10日 親善試合・ジャマイカ(国立)△1-1
◆オシム監督 06年8月9日 親善試合・トリニダード・トバゴ(国立)○2-0
◆岡田武史監督 08年1月26日 親善試合・チリ(国立)△0-0
◆ザッケローニ監督 10年10月8日 親善試合・アルゼンチン(埼玉)○1-0
◆アギーレ監督 14年9月5日 親善試合・ウルグアイ戦(札幌ド)●0-2

