WWE・中邑 ワイアット戦へ意気込み

 今年に新日本プロレスを退団し、4月に世界最大のプロレス団体である米WWEの下部団体NXTでデビューした中邑真輔(36)が16日、合同電話インタビューに応じ、7月1、2日に東京・両国国技館で行われるWWE日本公演への意気込みなどを語った。

 リングネームはそのまま、新日本時代とほとんど同じスタイルで戦っている中邑。デビューから快進撃を続けていることに、「今まで新日本で14年間、プラス世界各国でやってきたということが実績として評価されているのと、対応力でどうにかなっているのかなと思う」と手応えを感じている。

 NXTの印象については「ファームでもあり、そうでもない部分もある。選手がたくさんいて、育成と位置づけられる選手もいるし、経験のある選手も多い。ファンはWWEとは別ブランドと認識していて、よりレスリングがしっかりしていると見ている人もいる」とのことだ。

 WWEが6月29日に予定している米ハワイ公演では、トップレスラーのジョン・シナとの対戦がうわさされている。中邑は「本当なんですか?」と話しながらも、「もし本当であれば、自分にとってはまたとないチャンスだと思う」と意欲を示した。

 そして、デビューから3カ月で早くも凱旋する日本公演については、「こんなに早く帰って来ちゃってすみませんという感じですね」と照れ笑い。中邑のファンで動きも似ている怪奇派レスラーのブレイ・ワイアットとの2連戦が予定されており、「どうしようかと思っていますけど、他の選手とは世界観が違う方向に向いているので、楽しみ。本家としてはいろいろ教えてやりたいと思います」と笑いを誘った。

 WWE入りについては当然のように「よかったと思う」と話し、「生活がガラッと変わったところが楽しい。プロレスでは、また違う世界が見れるので、かつ、より大きな世界観の中で試合ができるという部分では、自分が求めていたものと思う」と満足している。

 最後に、再会する日本のファンに向けて、「どういう反応が起こるのかという部分では楽しみにしています。いろんな変化がある中での変わらない中邑真輔というのを見せることもできると思いますし、WWEの中邑真輔も見てほしい部分ではありますね」と意気込みを示した。

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