IGF 青木真也ら大阪大会に参戦

 プロレスと格闘技団体のIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)は9日、都内の事務所で会見を行い、29日のエディオンアリーナ大阪大会に青木真也、沢田敦士、クラッシャー川口、ワン・ビン、TORUが参戦することを発表した。

 会見には川口、参戦発表済みの鈴川真一らが出席。宇田川強エグゼクティブディレクターが「変えるところは変える。新生IGFとして歩んでいく時期」と、IGFが転換期にあることを強調すると、鈴川は「よかったんじゃないですか。残るヤツは残って、IGFは終わっていないし、これからまたとんでもないことになると思う。迷ってよそに行っちゃったヤツもいるけど、何迷ってんだ、何はぐれてんだと」と、IGFのリングから離れた「はぐれIGF軍団」を批判しながら、IGF生え抜きの気概を示した。

 また、鈴川は、同じく参戦が決定している崔領二から「しょっぱい」などと批判されていることにも反応。「面白い。崔はよく知らなかったけど、かみついてくるから調べてみたら、過去にはIGFに上がっていて、沢田ともやっていて。やる気があるなら相手になりますよ。シングルでもタッグでも?それはお前が決めろと」と、余裕たっぷりに挑発した。

 糖尿病を患い、年内での引退を明言している川口は、3月の下旬から4月中旬まで入院していたことを告白。現在、「引退7番勝負」の2戦を終えて2敗しており、「入院中は食事制限に運動もできない状態。悶々としていたので、そういうのを爆発させられる相手と言ったら、今IGFに残っている選手しかいないと思うので、会社にお願いしています。7番勝負が始まって一度も勝っていないので、大阪では勝ちを目指してやっていく」と、初勝利へ意気込みを示した。

 また、会見を欠席した青木は団体を通じて「やりたい選手はIGFに伝えましたので、後はIGFの方で判断してほしい。みなさんの期待するカード、思い描くカードになることを期待しています。IGFはプロレス界一のカオスだと思っているので、もっと混沌としたカオス状態になってもらいたい」とコメントした。

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