赤井沙希 天龍とトリオ結成 連係に不安

腰をくねらせダンスをする赤井沙希=後楽園ホール
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 タレント兼レスラーの赤井沙希が、DDTプロレスの8月23日・両国国技館大会で11月に引退する天龍源一郎とタッグを組むことが28日、発表された。DDT・高木三四郎社長を加え、試合に臨む。対戦相手は未定。この日、後楽園ホールでの試合後に高木社長とともに会見した赤井は「ほかのお仕事でご一緒したことがあったけど、同じリングに立つことはなかった。両国で学べたら」とコメントしたが、どこか浮かない顔だった。

 実は4月25日に千葉・幕張メッセで行われたニコニコ超会議の超プロレスリングで同席した際、天龍から声を掛けられたものの、滑舌の悪さでまったく聞き取れず「は?」と聞き返したら、いきなりビンタが飛んできたという。周囲に人がいないところで吹っ飛ばされた“トラウマ”が残っているのだ。赤井は「(リングで)指示していただいても分からないのが困ったなと。また殴られるのかと不安」と視線を落とした。

 「赤井さんに龍魂を感じて欲しい」とカードを決めた高木社長から、「僕も(天龍選手の言葉は)分からないけど、フィーリング。そのためにこの試合を組んだ。でも、これからヒアリングの練習をしよう」とフォローされると、ようやく表情がやわらいだ。覚悟を決めた赤井は「もともと英語はしゃべれないけど、外国人とのコミュニケーションを取るのは得意。(天龍選手とは)ボディーランゲージでやる」と前を向いた。

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