“浪速のショー”中沢奨6連勝

 「ボクシング8回戦」(16日、大阪府立体育会館)

 「ワールド・プレミアム・ボクシング21 The REAL」が16日、大阪府立体育会館第1競技場で行われ、セミファイナルのスーパーバンタム級8回戦では“浪速のショー”こと東洋太平洋同級11位の中沢奨(22)=大阪帝拳=が3-0の判定でアレキサンダー・カサレス(23)=メキシコ=を下し、戦績6戦6勝(4KO)に伸ばした。

 大阪・興国高時代に4冠、東農大時代に2冠と、アマチュア6冠を引っ提げてプロ転向した中沢。2013年8月のデビュー戦を1回TKOで飾り、連勝を続けている。関西期待の新鋭が世界戦のセミファイナルに抜てきされた。

 初のメキシカン相手に初回に左フックを浴びるなど、立ち上がりはもうひとつリズムに乗れなかったが、中盤以降は左アッパーや左ボディーで着実にポイントを奪った。「初めてのメキシカンだったんですけど、めっちゃやりにくかった。会長には年内にタイトルをできるようにと言われているので、次の試合で上位ランカーに勝って、年末にタイトル戦をしたい」と、東洋太平洋および日本王座に照準を定めた。

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