曙が“師匠”の初代タイガーと初対決

 リアルジャパンプロレスの3月20日、後楽園ホール大会で全日本の元横綱曙が初代タイガーマスクと初対戦することが2日、発表された。

 当日は引退の意思を示しながら、「曙と対戦できるなら、あと1試合やる」と強い思いを持つ元関脇貴闘力がリングサイドで観戦予定。リアルジャパンによると、貴闘力に『曙対初代タイガー』の決定は伝えているという。“視殺戦”や番外の乱闘も考えられそうだ。

 2人は大相撲時代に激しい戦いを展開。曙の29勝15敗ながら、痛い星を落とすことがたびたびあった。

 また、曙と初代タイガーは“師弟対決”となる。曙は06年5月、HERO’Sでのドン・フライ戦を前に初代タイガーマスクに“弟子入り”。パンチを主とする打撃面、メンタル面を教わっている。

 関係者によると、初代タイガーはリアルジャパンでのベストバウトを10年3月の天龍源一郎戦と考えているが、「天龍戦と同じか、それを超える試合をしたい」と話しているという。

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