山中、判定で7度目防衛 6連続KO勝ちは逃す

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ12回戦は22日、東京・代々木第二体育館で行われ、チャンピオンの山中慎介(帝拳)が挑戦者で同級1位のスリヤン・ソールンビサイ(タイ)に3-0で判定勝ちし、7度目の防衛を果たした。

 山中は3度ダウンを奪ったが、世界戦連続KO勝利は5でストップ。具志堅用高の日本記録に並ぶことはできなかった。32歳の山中は24戦22勝(16KO)2分け。スーパーフライ級との2階級制覇を逃した25歳のスリヤンは44戦37勝(16KO)6敗1分けとなった。

 日本のジムに所属する現役の男子世界王者は6人のまま。

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