日本ボクシングコミッション(JBC)は25日、都内で資格審査委員会を開き、UNITEDジム(三好渥義会長)への移籍届を提出した元世界3階級王者、亀田興毅(27)のボクサーライセンス更新を認めないことを決めた。
理由はJBCルール11条3項の「特別の事情」に当たるため。三好会長が78歳の高齢でジムにほとんど姿を見せないなど、興毅の管理が憂慮、懸念されることが「特別な事情」と判断された。
興毅は改めて他ジムへ移籍するか、海外での活動以外、現役続行の道はなくなった。日本での活動再開に失敗した興毅は「こういう結果になって残念。今は言葉もない」とコメントした。