高山勝成4団体制覇へ前日計量パス

 「IBF・WBO世界ミニマム級王座統一戦」(9日、メキシコ・モンテレイ)

 ボクシングのIBF王者・高山勝成(31)=仲里=とWBO同級王者フランシスコ・ロドリゲス(21)=メキシコ=が8日(日本時間9日)、メキシコ・モンテレイで王座統一戦の前日計量に臨み、両者ともにリミットの47・6キロでパスした。

 高山は「いつもながらグッドコンディションです。(相手の印象は)地元の試合なので、とても気合が入ってて、コンディションも良さそう」と現地からコメントした。

 計量後は日本食レストランで親子丼を食べて回復。「しっかり食事できた。夕食は、チーズスパゲティとボロネーゼを食べた。明日はリングで思い切り暴れたい」と、日本初の4団体制覇へ意気込んだ。

 高山が中学時代から二人三脚で歩んできた中出博啓トレーナーも王座統一に自信満々。「(レフェリーとジャッジの振り分けは)希望通り、レフェリー1人とジャッジ1人がIBF。残りのジャッジ2人がWBOになった。歴史的な試合。4団体制覇に王手をかけているので取り切りたいと思っている」と話した。

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