一翔の同級生・中谷正義が東洋王座初V

4回、中谷正義(右)は流血しながら原田門戸を激しく攻める=ボディメーカーコロシアム(撮影・神子素慎一
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 「東洋太平洋ライト級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)

 ボクシングの東洋太平洋ライト級タイトルマッチが7日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われ、“浪速のヒットマン”こと王者の中谷正義(25)=井岡=が3-0の判定で、同級7位の挑戦者・原田門戸(27)=横浜さくら=を下し、初防衛に成功した。

 王者の中谷は、この日のメーンイベントで3階級制覇を狙う井岡一翔(井岡)と大阪・興国高での同級生。今回が1月に加藤善孝(角海老宝石)を判定で破って獲得した王座の初防衛戦だった。

 ライト級では屈指の182センチの長身を誇る中谷。フィリピンからの輸入ボクサーである挑戦者に4回に両まぶたを切り裂かれたが、5回から距離を取って、8回終了時の公開採点では3人全員のリードを得る。

 9回に原田の左フックを直撃され、ピンチに陥ったが、ここでも退かずに打ち合い、挑戦者を後退させた。スリリングな打ち合いが展開されたが、両者ダウンはなし。スコアは116‐112、117‐111、118‐110。

 「相手が強かったというのもあるし、僕が硬くなったというのもある。世界チャンピオンを目指しますが、今日の内容なら全然だめ。もっと頑張ります」と、ベルトを守った王者は試合後のリングで納得していない様子で反省した。中谷の通算戦績は8戦8勝(5KO)。

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