元ヤクルト投手3年ぶりメジャー先発も…

 「マーリンズ2-7パイレーツ」(26日、マイアミ)

 昨季はヤクルトで4勝を挙げたマーリンズのクリス・ナーブソン投手(33)が3年4カ月ぶりにメジャーで先発し、四回途中8安打7失点で敗戦投手となった。

 今季のナーブソンは開幕こそマイナーで迎えたが、今月5日にメジャー昇格。その後は中継ぎで起用され、同16日のカージナルス戦でメジャー復帰後初勝利を挙げるなど、6試合で1勝0敗、防御率3・86とまずまずの成績を残した。

 この日先発予定だったフロアーズが2日前に右肩痛で故障者リスト入り。10、11年に2桁勝利を挙げているナーブソンが代役として起用された。ブルワーズ時代の12年4月15日以来となる先発のマウンド。初回は先頭のハリソンを四球で歩かせ、1死後にマカチェンに先制適時打を献上。二回にもマカチェンの3ランを含む6安打で6点を失った。三回を3人で片付けて復調したかに見えたが、四回2死一、二塁となったところで交代を告げられた。チームはそのまま敗れて、ナーブソンは今季初黒星。3回2/3を投げて8安打7失点、3奪三振、3四球。球数は79球だった。

 23日に中継ぎで登板し、中2日の調整で臨んだマウンドを振り返ったナーブソンは「力みすぎて全体的にボールが高めに浮いてしまった」と敗戦の弁。マカチェンに浴びた一発もカウント1-2と追い込んでから投じたチェンジアップが高めに入ったもの。四回の対戦では外角低めのチェンジアップで空振り三振を奪っており、「前の打席もあのコースに投げたかったんだけどね」と悔しさをにじませていた。

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