イチ、監督&参謀役W解任にショック

 「マーリンズ0-6ブレーブス」(17日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は6点を追う八回に代打で途中出場し、遊ゴロだった。4試合ぶりの無安打で打率は・278。今季5度目の3連敗で借金6となったチームは、試合後、成績不振を理由にレドモンド監督とレアリー・ベンチコーチの解任を発表した。

 ブレーブスの24歳右腕、ミラーに2安打完封負け。九回2死までノーヒットだったマーリンズ打線は最後に2本のヒットを放ち、最悪の事態だけは免れたが、試合後に緊急ミーティング。そこで発表されたのは、レドモンド監督とレアリー・ベンチコーチのW解任だった。

 開幕から敗戦を重ね、一時は借金が8まで膨らんだが、そこから10戦9勝と調子を上げて今月2日に勝率5割復帰した。ところが、その後の14試合でわずか4勝。16勝22敗で再び、借金生活に入っていた。

 イチローにとっては移籍1年目のチーム。2人の首脳陣とはキャンプ中からしっかり意志疎通をはかってきた。レドモンド監督については「悪人顔じゃない」と独特の表現で好印象を口にしていた。

 開幕からわずか38試合。心境を問われたイチローは「今、聞いたところですから伝えられないです」と話すのが精一杯。気持ちの整理ができていない様子だった。

 球団は18日に記者会見を開き、新監督を発表する。控え扱いながらここまで全試合に出場(途中出場16試合)しているイチローの起用法にも注目が集まりそうだ。

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