イチ、7戦連続安打「先発はとても楽」

 「ナショナルズ7-5マーリンズ」(6日、ワシントン)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「7番・左翼」で出場し、4打数1安打1打点。今季自己最長となる7戦連続試合安打で打率を・291とした。メジャー通算2867安打で歴代単独43位となり、同42位のベーブ・ルースの記録まであと6本とした。

 二回の第1打席は無死二、三塁の好機に先制左前適時打。13年サイ・ヤング賞右腕のシャーザーの初球、151キロの外角高め直球をライナーで弾き返し、12年8月以来3年ぶりとなる3戦連続タイムリーヒットを記録した。

 2点を追う四回二死走者なしの場面は1ボール2ストライクからの7球目、154キロ直球を打って出て二ゴロ。七回は先頭でカウント1-2追い込まれた後の6球目、137キロの外角低めチェンジアップをとらえ切れずに投ゴロだった。

 主砲スタントンの3点弾で2点差に詰め寄り、なおも1死一、二塁の好機は2番手右腕のロアークに空振り三振。カウント1-2から内角低め、ワンバウンドになったカーブにバットは空を切った。

 試合は、マーリンズが2点を先制しながら、先発コーラーが敵軍の主砲、ハーパーに3打席連続弾を許すなどして逆転負け。借金は再び、2となった。

 今季はここまで代打での9試合を含め、全28試合にプレーしているイチロー。現在、腰の張りで故障者リストしている正左翼手のイエリチの代役としてフィールドに立っていることに「そこをカバーすることが僕の仕事みたいなもの。だれかがけがをしたら行く、というのが僕の役割ですから」と言った。この日で15戦連続フル出場。その期間の打率は・321(56打数18安打、4四球)、1本塁打、7打点、8得点だ。「先発はとても楽だということは言えますね」。数字がすべてを物語っている。

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