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イチロー、マルチも「完全ではない」

2014年8月21日

アストロズ戦の2回、左翼線に二塁打を放ち一塁を回るヤンキース・イチロー=ヤンキースタジアム(撮影・大橋小太郎)

アストロズ戦の2回、左翼線に二塁打を放ち一塁を回るヤンキース・イチロー=ヤンキースタジアム(撮影・大橋小太郎)

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アストロズ戦の2回、左翼線に二塁打を放つヤンキース・イチロー=ヤンキースタジアム(撮影・大橋小太郎) アストロズ戦前の練習で、カーブをかけた遠投をするヤンキース・イチロー=ヤンキースタジアム(撮影・大橋小太郎)

 「想定してなかったのでちょっと反応が遅れました。でもセーフのタイミングではあるので昨日だったらちょっと嫌なプレーになっただろうね」。

 1試合の大きさを証明するプレーとなった。

 試合前の全体練習。フリー打撃、キャッチボール&遠投を終えた後、珍しく外野でダッシュを繰り返すイチローの姿があった。前夜の試合でフル出場しない日が続くことによる体力の低下を痛感。「ゲーム中に運動量が減るから、ということですね」。室内のトレーニングだけでは補い切れないことを早速、実行に移した。

 “8割の感覚”で2つの快音を響かせた。9日のブランクを挟みながら連続試合安打を「6」とした。この日、欠場したベルトランの状態次第では出場機会が増える可能性が出てきた。痛い連敗でワイルドカード争いは5ゲーム差がついた。逆転プレーオフ進出に向けてイチローがチャンスメーカーになる。

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