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田中将、メジャー2勝目で日米30連勝

2014年4月17日

 カブスとのダブルヘッダー第1試合に先発し、8回を無失点で2勝目を挙げたヤンキース・田中将=ニューヨーク(共同)

 カブスとのダブルヘッダー第1試合に先発し、8回を無失点で2勝目を挙げたヤンキース・田中将=ニューヨーク(共同)

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 カブスとのダブルヘッダー第1試合の7回、シューホルツの打球をグラブではじくヤンキース・田中将=ニューヨーク(共同)  カブスとのダブルヘッダー第1試合に先発し、8回を無失点で本拠地初勝利となる2勝目を挙げたヤンキース・田中将=ニューヨーク(共同)

 過去2試合はいずれも序盤に失点。この日の登板前に自ら挙げていた課題もしっかり克服した。「110球以上は投げさせない」(ロスチャイルド投手コーチ)というチーム方針から初完封はお預けとなったが、「1つの完封より1年通して仕事をすることの方が大事だと思うのでそのこだわりは全然ない」ときっぱり。中継ぎ陣を温存したいダブルヘッダーの1戦目にしっかりその役目を果たし、「早々(そうそう)に先発が崩れるわけにはいきませんし、そのへんの仕事もできてよかった」と言った。

 ヤンキース広報部によると、デビュー3試合の奪三振数「28」は球団新記録。ヤンキースの投手で8回を投げて2安打以下、2桁奪三振で無失点に抑えたのは、サイ・ヤング賞5回のランディ・ジョンソンが05年7月26日のレッドソックス戦で記録して以来、9年ぶりだという。「まだまだ甘いボールがあったので、厳しく投げられないといけない。今日は痛い目に遭いませんでしたけど、よりいいものを求めてやっていきたい」。田中将が投げるたびに快記録を生み出していく。

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