【宝塚記念】マリアライトが11年ぶりの牝馬V

 「宝塚記念・G1」(26日、阪神)

 8番人気のマリアライトが、逃げるキタサンブラックをゴール前でかわし、外から猛追したドゥラメンテをしのいでV。並み居る強豪牡馬を05年スイープトウショウ以来、11年ぶり3頭目の牝馬の優勝を決めた。

 昨年のエリザベス女王杯以来のG1制覇。蛯名正義騎手は「本当にうれしいです。今年一番いい状態で、馬場も枠も恵まれたし、このメンバーでどれだけやれるか楽しみだった」と振り返る。鞍上にとっても宝塚記念は初タイトル。「最後はみっともないぐらいに追いました。馬に頑張れ、自分にも頑張れと思って」と満面の笑みを浮かべた。

 なお、2着に敗れたドゥラメンテはゴール後に故障が判明し、ミルコ・デムーロ騎手は下馬。ファン投票1位で、当日のレースでは2番人気に推されたキタサンブラック3着。昨年覇者ラブリーデイは4着に終わった。

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