藤田菜七子騎手が落馬 右腕負傷、残りレースは欠場
日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりに誕生した女性騎手の藤田菜七子(18)=根本康広厩舎=が23日、東京競馬場での初騎乗となった第1レースの3歳未勝利戦で落馬し、競走中止となった。
5番人気のエレナバレーに騎乗した藤田は好位を追走。3コーナー過ぎから最内を通って進出したが、他馬に接触しバランスを崩して落馬した。すぐに立ち上がったが右腕の痛みを訴え「右上腕三頭筋損傷、頭部打撲」と診断された。残り6レースは他の騎手に乗り替わった。
JRAのレースでは初の落馬となった藤田は「馬券を買ってくれたファンの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです」などとコメントした。