福永祝辞「確固たる技術を身に付けて」

 JRA騎手課程32期生の卒業式が9日、千葉県白井市の競馬学校で行われた。

 来賓のひとりとして祝辞を述べたのは、日本騎手クラブ副会長の福永祐一騎手。「昔と何も変わっていないね」と12期生として卒業した当時を懐かしんだユーイチは「20年前と違って、地方や海外のトップジョッキーが来る厳しい時代。目先の1勝にこだわらず、確固たる技術を身に付けることを最優先にしてほしい」と激励の言葉を送った。

 昨年10月31日のスワンSでの落馬負傷で戦線を離脱していたが、今週末から実戦に復帰。14日の京都記念では、7日の落馬事故で骨折を負った浜中俊騎手が騎乗を予定していたタッチングスピーチ(牝4歳、栗東・石坂正厩舎)とコンビを組むことが決まった。

 浜中の戦線離脱に肩を落としていた石坂調教師も「(福永という)ビッグネームがつかまったので」と手腕に期待を寄せる。デビューから5戦コンビを組んでいた相棒との再タッグで、いきなり重賞制覇を決めるシーンもありそうだ。

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