【府中牝馬S】伏兵ノボリディアーナ初V

混戦から抜け出し府中牝馬Sを制したノボリディアーナ(右)=東京競馬場(撮影・佐々木彰尚)
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 「府中牝馬S、G2」(17日、東京)

 伏兵が大きな仕事をやってのけた。11番人気のノボリディアーナが、ゴール前で鋭い末脚を発揮して重賞初Vを達成。エリザベス女王杯(11月15日、京都)への優先出走権を獲得した。

 これまでは先行して結果を残してきたが、今回は思い切った後方待機策。勝負どころで楽に上位へ進出し、直線で外へ出すと鋭い反応を示して一気に突き抜けた。鞍上のC・ルメール騎手は「ちょっとビックリしたが、最後は長くいい脚を使ってくれた。今回の距離が合っている」と、いつもとは違ったスタイルでの勝利に会心の笑みを見せた。2着にはゴール前で鋭く伸びた1番人気スマートレイアーー、大外から伸びた5番人気カフェブリリアントが3着に入った。

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