【美浦通信】ブライト 菊花賞へ
2番人気のセントライト記念(21日)で10着に敗れたブライトエンブレム(牡3歳、美浦・小島茂之厩舎)について、小島茂之調教師は「直線で一瞬伸びかけたときは“この馬はやっぱり走るな”と思ったのに、その後の伸びが案外で“あれ?”という感じ。休み明けだったけど、やれることは全部やって送り出しただけに…」と首をかしげていた。
この後は栗東トレセンへ移動して、菊花賞(10月25日・京都、芝3000メートル)を目指す予定だ。「3000メートルは得意とは言わないけど、十分にこなせる。セントライト記念は外々を回って勝ち馬(キタサンブラック)から0秒4差でしょ。道中じっくり乗れば上位争いができるはず」と巻き返しを誓っていた。(刀根善郎)