「Ａｍａｇａｍｉ　Ｓｉｘ　Ｃｕｐ・Ｇ３」（２５日、尼崎）

　１２Ｒで行われた優勝戦は、１号艇で人気を背負った三浦永理（３２）＝静岡・９１期・Ａ１＝がイン速攻で１着。昨年５月の徳山Ｇ３オールレディース以来、通算２５回目の優勝を飾り、プレミアムＧ１レディースチャンピオン（８月４～９日・まるがめ）の出場権を手にした。

　トップＳこそ４コースカドからコンマ１３の日高逸子（福岡）に譲ったが、インの三浦はコンマ１５と的確に踏み込み、１Ｍを難なく先マイ。他艇を突き放して、通算２５回目のＶゴールを駆け抜けた。２着は２周２Ｍで池田紫乃（長崎）にツケマイを浴びせた日高で、池田は３着。４～６着は長嶋万記（静岡）、平高奈菜（香川）、海野ゆかり（広島）の順で入った。平高は待機行動違反をとられた。

　ヒロインの三浦は表彰式で観客から缶ビールを渡されビックリ。その後のインタビューでは「今節は（調整が）難しかったけど、最後は乗りやすかった」と冷静に振り返った。この後は３０日間のＦ休みが待っている。「旅行や練習ですね」。充電後は男女混合戦の芦屋「第６回芦屋町長杯争奪戦」（４月１～５日）。男子相手でも大暴れすることは間違いなしだ。

　また、表彰式にアテンドガールとして参加した、当地のガールズユニット「Ａｍａｇａｍｉ　Ｓｉｘ」のうちの２人（内川樺月、青山友美）は、初めての冠シリーズを終えてホッとした表情を浮かべる。青山が「６日間ともイベントがあって楽しかったです」と振り返ると、内川は「第２回、第３回と続いてくれたらいいですね」と次回の「Ａｍａｇａｍｉ　Ｓｉｘ　Ｃｕｐ」開催に期待。最後に「優勝した三浦さん、おめでとうございます」とヒロインを祝福していた。