２４日、「ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０１４」（１２月３０日・岸和田）出場選手と来年のＳ級Ｓ班が決定した。

　競輪祭の決勝戦で３着の神山雄一郎（栃木）は５年ぶり１５回目のグランプリ出場が決まりホッとした様子で今回の競輪祭を振り返った。「本当に疲れた。決勝は無事完走すれば、グランプリに出場できるのは分かっていたので気楽に走れた。９月の前橋オールスターが終わってから、グランプリ出場を目指して走り続けたので疲れましたね。でも、自分には競輪しかないですから。これからも頑張ります」と話した。

　決勝進出を逃して最終日（２４日）は出番が７Ｒ（４着）の岩津裕介（岡山）は、決勝戦を現場で見ることなく、帰りの新幹線の中で結果を知った。「レースは見ていなかった。先輩から結果を教えてもらった。今年の目標だったグランプリ出場が達成できたので、体調を整えて岸和田に臨みたい」と初出場となるグランプリへの抱負を語った。

　「ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０１４」出場選手と来年のＳ級Ｓ班は次の通り。

　村上　博幸（京都）＝全日本選抜優勝＝４年ぶり２回目

　村上　義弘（京都）＝日本選手権優勝＝５年連続８回目

　稲川　　翔（大阪）＝高松宮記念杯優勝＝初出場

　深谷　知広（愛知）＝寛仁親王牌優勝＝４年連続４回目

　武田　豊樹（茨城）＝オールスター優勝＝２年ぶり６回目

　平原　康多（埼玉）＝競輪祭優勝＝２年連続５回目

　浅井　康太（三重）＝賞金獲得第４位＝４年連続４回目

　神山雄一郎（栃木）＝賞金獲得第６位＝５年ぶり１５回目

　岩津　裕介（岡山）＝賞金獲得第８位＝初出場