最新の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」（１月～１０月５日）が１０日に発表され、凱旋門賞を３６年ぶりに連覇したトレヴ（牝４歳・仏）は１２５ポンドの６位タイ評価となった。欧州における牝馬アローワンス（３ポンド）を加味すれば１２８ポンドで単独２位となるが、オルフェーヴルに５馬身差をつけた昨年の同レースで得た１３０ポンドほどの評価は得られなかった。

　これにより３月のドバイデューティフリー圧勝時に１３０ポンドを得たジャスタウェイ（牡５歳、栗東・須貝尚介）が７カ月連続でトップをキープ。オーストラリア（牡３歳・愛＝英インターナショナルＳ）、キングマン（牡３歳・英＝ジャックルマロワ賞）、ヴァライエティクラブ（牡５歳・ＵＡＥ＝チャンピオンズマイル）と前回発表時に１２６ポンドの２位評価だった３頭に、愛チャンピオンＳを制したザグレイギャツビー（牡３歳・英）が加わった以外に上位陣の変動はなかった。

　その他の日本馬では、引き続きゴールドシップ（牡５歳、栗東・須貝尚介）が１２４ポンドの８位タイ、キズナ（牡４歳、栗東・佐々木）が１２１ポンドの３０位タイにランクインしている。