【皐月賞】イスラボニータまず1冠

直線、トゥザワールド(左)とたたき合うイスラボニータ=中山競馬場(撮影・田村亮介)
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 「皐月賞・G1」(20日、中山)

 鮮やかに牡馬クラシック1冠目を制した。中団の外めで折り合った2番人気のイスラボニータが、直線で1番人気トゥザワールドの外からきれいに抜け出し1分59秒6のタイムで完勝。初の右回り、距離2000メートルも難なく克服し、父フジキセキに初のクラシックタイトルをもたらした。

 「強い馬だと信じて乗りました。新馬戦以外では一番折り合って運べたし、早めに動いてもこれならしのげると思って行きました」と、これが皐月賞の初Vとなった蛯名正義騎手は大きくうなずく。これで6戦5勝。昨夏の新潟2歳Sで桜花賞馬ハープスターの2着に敗れた以外は、全て1着でゴール板を貫いてきた。「東京コースの方がさらに持ち味が生きると思う」と、自身初制覇がかかるダービー(6月1日・東京)の舞台を見据えた。

 1番人気トゥザワールドが2着で、3着は逃げ粘ったウインフルブルーム。後方一気に追い込んだ4着ワンアンドオンリーまでの4頭が、ダービーへの優先出走権を獲得した。

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