市川海老蔵、舛添都知事に引き際助言

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が7日、東京・六義園で、歌舞伎座の7月公演「七月大歌舞伎」昼の部「柳影澤蛍火 柳澤騒動」の取材会を実施。6日の会見で続投意志を示した東京都の舛添要一知事(67)の進退について「決断は早いほうがいい」と“引き際”を意識させる発言をした。

 東京五輪の文化・教育委員会に名を連ね、この日も取材会の後には同委員会の会合に出席する海老蔵。東京五輪にも首長として参加する可能性のある舛添知事の“不適切案件”に対して「影響はあるんじゃないですか?代わるとなったら税金も相当使われるわけだし、時期がどうなるかで方向性も変わるわけですし…。リオももう近いわけですから、閉会式だって影響してくるはず」と話した。

 その上で「決断は早いほうがいい。(知事を)継続なら継続、継続しないなら継続しない」と、進退を明確にすることを推奨。さらに、舛添知事の“適性”については「第三者の人の厳しい目が決めることなんでしょうけど」と笑わせつつ、「都民の意見というものが重要視される状況にきてしまったのかなと。ここまで来ていなければ、第三者委員会というところで済んでいたのでしょうけど…」と、暗に不適格であるとの思いをにおわせた。

 公私混同疑惑の全般については「ちょっと微妙なことをしちゃったんだろうなとは思うけど…。私用で使っちゃったことはあれかなと思うけど、大きな仕事をなさるんだったら」と、おおむね寛容なコメント。「近年の日本はそういうことに対して敏感だなと思うし、良い悪いは言えません」とし、「その会見の日に、首相が消費税を延期したと言う方が大きいんじゃないの?とは思いますけどね」と持論を展開した。

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