“清正”新井浩文「熊本来月いきます」

 NHKの大河ドラマ「真田丸」で熊本城初代城主の加藤清正を演じる俳優・新井浩文が4日、自身のツイッターで「熊本は来月いきます」と「真田丸」のトークショーで6月に熊本を訪れることを宣言。熊本在住のファンらから「待ってます」「清正~」と待ちわびるメッセージが続々と寄せられている。

 「真田丸」では血気盛んな清正を好演している新井が、「来月いきます」と敬礼を表す顔文字つきでツイートしたのは、6月5日に「熊本市男女共同参画センターはあもにい」で開催予定の「『真田丸』プレミアムトークショー」(入場無料)。新井は制作統括プロデューサーの屋敷陽太郎氏と“講師”として出席する。地震前の4月8日にNHKの公式サイトなどで告知され、応募は往復はがき。5月10日(必着)が締め切りとなっている。

 地震翌日の4月15日に、ツイッターで「ペットボトルのお水を送る手配してます。行動が遅くて申し訳ありません。。。そして無力。」と熊本への思いを記した新井。同16日には「熊本には高良健吾っていう凄え俳優がいるんだよ。」と故郷・熊本への思いをつづった高良健吾のブログのアドレスを添付していた。

 30日にはツイッターで「熊本のイベントはやる方向です。」とコメント。6月の「真田丸」のトークショーを予定通り開催する方向であることをつづり、「ぜひ!行って熊本の肥後藩の民を励ましてあげてください、清正様。せいしょこさん(熊本県民の清正の愛称)のお城が壊れてしまって民は傷付いています。よろしくお願いします。熊本出身者より」「今回の熊本での真田丸のイベントの開催はファンにとって励みになるし意義あることだと思います。」などと多数の熱い思いが届いていた。

 熊本城は清正が1607(慶長12)年に築いたとされ、日本三名城の一つに数えられる熊本のシンボル。今回の地震では、やぐらや石垣、門などが崩落し、1960年に復元された天守閣も大きく傾き、屋根は崩れて瓦が剥がれ落ちるなど、大きな被害を受けた。

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