歌丸、妻・冨士子さんの言葉に感謝

 落語家の桂歌丸(79)が2日放送の日本テレビ系「スッキリ!」の単独インタビューに応じ、「笑点」をここまで続けてこられた影に、妻・冨士子さんの励ましがあったことを明かした。

 5月22日の放送をもって笑点から退くことを表明した歌丸。これまでもたびたび、体調不良により番組を休養していた。「病気のために、笑点から落語家から何から全部辞めちゃうって真っ白になった」時期があったという。

 笑点も落語も辞めなければ…。冨士子さんにそんな思いを打ち明けたところ、「お父さん、辞めるなら辞めていいわよ。ただし辞めた後どうすんの?」と問いかけられたという。「お父さん何もないじゃないの。別にスポーツができるわけじゃないし」と突き放された。その後で「落語家なら寄席も、落語会もある。お父さんは落語を持ってるんだから、落語やっていた方がいいんじゃないの?」と説かれ、歌丸も「そうかと気がついた」と振り返った。

 「落語がある」という思いに気づかせてもらったことで、笑点も50周年まで務め上げることができた。そんな笑点の存在について聞かれると「私に、芸を仕込んでくれ、落語家の道を歩ませてくれた師匠。顔と名前を売ってくれたのが笑点。私にとっては大きな恩人」と感謝した。

 今後については、5月だけでも、12回もの公演が控えていることを明かした歌丸。笑点の司会こそ引退するが、落語家としては、まだまだ存在感を発揮していく。

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