杉村太蔵、上西議員との対立拒否

 元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が14日、TBS系「サンデージャポン」に出演し、国会欠席問題で維新の党を除名された上西小百合衆議院議員=無所属=からツイッターで「馬鹿」とののしられたことに対し「よほどバカにしてないと、こういう言葉は出てこない」と語った。

 杉村は7日放送の同場組で覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された清原和博容疑者を「(球界を)永久追放すべきだ」と語った。これに対し上西議員は「世間に出て少しはまともになったかなと思ったけど、所詮馬鹿は馬鹿なのか」「軽すぎる馬鹿だ」などと軽蔑したように批判した。

 杉村は「大変厳しい言葉をいただいた。当選直後からこうした言葉はいただいている」と苦笑い。テリー伊藤「腰が引けてる」と言われても「どうして同じ土俵に上げようとするんですか」とかぶりをふった。さらに爆笑問題・太田光から「言われて黙ってるなよ」とけしかけられても「頑張ります」と一言返すのみ。多くを語ろうとしなかった。

 だが育休から一転、女性タレントとの不倫で議員辞職を表明した自民党の宮崎謙介衆院議員に関しては「私が言うのもなんですが、政治史に残る格好悪い事件になりましたね」と饒舌に語った。そのうえで「若手の政治家の不祥事があるたびに、私を思い出すのはやめて欲しい。私はね、不倫もしてない。ただただ幼い発言しただけ」と不満を口にした。

 杉村は小泉チルドレンとして衆院議員当選直後に「棚からぼた餅という言葉は僕のためにあるような言葉」など軽率な発言を多発。当時の武部勤自民党幹事長から厳重注意を受けたことがある。

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