宇多田「今、曲の真ん中辺の歌詞を…」
歌手・宇多田ヒカル(33)が、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(4月4日スタート、月~土曜、前8・00)の主題歌を担当することが20日、分かった。NHKが板野裕爾放送総局長定例会見で発表した。
楽曲は宇多田がドラマのために書き下ろして提供。現在、制作中でタイトルなどは未定という。宇多田がNHKドラマに楽曲を書き下ろして提供するのは初めてという。
宇多田はこの日夕に自身のツイッターで「仕事の話じゃい!4月4日から始まるNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』の主題歌をやらせていただくことに」と報告。「今、ちょうど曲の真ん中辺りの歌詞残り一行を絞り出そうとしているところ」と現状を明かした。
起用理由について、ドラマの落合将制作統括は「彼女の奇跡ともいえるのびやかな歌声を、半年間毎朝、視聴者の方々に届けることができたら、毎日命を削って懸命に生き抜いている、たくさんの人々のあしもとに、小さな灯をともしていってくれると思った」と説明した。
「とと姉ちゃん」は昭和を生きた小さな家族の奮闘記。女優・高畑充希が演じるヒロインが、父親代わりとなり家族を引っ張っていく物語。ほかに西島秀俊、木村多江、相楽樹、杉咲花、向井理らが出演。