復活M-1視聴率 前回を下回る

 6日午後6時30分からテレビ朝日系で生放送された漫才コンテスト「M-1グランプリ2015」決勝戦の視聴率が、関東地区17・2%、関西地区21・4%だったことが7日、ビデオリサーチの調べでわかった。瞬間最高は関東21・8%、関西29・2%。

 前回大会の第10回(2010年)は関東18・7%、関西23・4%で、5年ぶり復活開催となった今年は、前回の数字を下回ったことになる。なお、01年から10年まで行われた過去10回で最も高視聴率だったのは08年の関東23・7%、関西35・0%だった。

 M-1復活に際し、吉本興業とともに大会を共催する大阪・朝日放送(ABC)の脇阪聰史社長は昨年から「コケられない」と高視聴率獲得を大号令。ギリギリまで大きなスポーツ行事や裏番組の特番のない日を見極めたため、最終的に開催1カ月前に決勝戦の期日が発表されるという異例の事態となっていた。

 6日の決勝では、敗者復活戦から勝ち上がったトレンディエンジェルが優勝。11代目王者に輝いた。

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