TBS社長「下町」最終回 視聴率期待

 TBSの武田信二社長は2日、都内の同局で定例会見を開き、視聴率が好調な日曜劇場「下町ロケット」(後9・00)について、最終回で「20%超えは期待したい」と再びの大台超えに期待を寄せた。同ドラマは第5話(11月15日放送)で20%の大台を突破。今クールの連ドラ視聴率ナンバーワンを独走中だ。

 同ドラマは前半のロケット編を終えて、ガウディ計画編に入っており、視聴率は引き続き好調。人気の要因について聞かれると「専門家ではないので…」としながらも、原作を読んだ上でドラマを見ているという武田社長は「原作と同じようにハラハラする。視聴者の声を聞くと、『日曜のあの時間に(この)ドラマをみると月曜、元気に仕事にいける』と。それが成功している要因かなと」と失敗から第二の人生をスタートさせ、夢に向かって突き進む主人公や彼を取り巻く人々の姿が、視聴者に元気や勇気を与えるドラマ作りが反響を呼ぶ要因ではないかと分析した。

 最終回の数字目標については「前回(の定例会見で)は『半沢(直樹)』は超えて欲しい、と半沢は高い。20%超えは期待したい」と変わらずに期待を口にした。13年放送の「半沢直樹」は初回視聴率が19・4%で、最終話が42・2%と驚異的な数字を記録した。

 また、リアルタイム視聴率とは別に、「録画再生率がいい(高い)んです。録画して見ていただいている」と説明。視聴率の“上乗せ”があることを明かした。

 「下町-」は10月18日の初回が16・1%でスタート。第2話が17・8%、第3話が18・6%、第4話が17・1%、第5話20・2%、第6話が17・8%、第7話が17・9%と高視聴率をマークしている。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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