「海賊-」岡田准一の妻役に綾瀬はるか

 映画「海賊とよばれた男」の製作発表会見に登場した綾瀬はるか(撮影・村中拓久)
映画「海賊とよばれた男」の製作発表会見に登場した(前列左から)綾瀬はるか、吉岡秀隆、小林薫(後列左から)山崎貴監督、鈴木亮平、染谷将太、ピエール瀧、野間口徹=東京・成城の東宝スタジオ(撮影・村中拓久)
映画「海賊とよばれた男」の製作発表会見に登場した綾瀬はるか=東京・成城の東宝スタジオ(撮影・村中拓久)
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 V6の岡田准一(35)が主演し、作家・百田尚樹氏(59)のベストセラー小説を山崎貴監督(51)が手掛ける映画「海賊とよばれた男」(来冬公開)の制作発表が28日、都内で行われ、女優の綾瀬はるか(30)が主人公・国岡鐡造の妻ユキ役で出演することが発表された。

 13年12月に公開され、邦画実写の歴代6位となる興収87・6億円を記録した大ヒット作「永遠の0」と同じ岡田&百田氏&山崎監督の最強タッグが再集結した同作。さらなる強力助っ人を加え、岡田が“大河コンビ夫婦”を結成する。

 綾瀬は13年の大河ドラマ「八重の桜」岡田は、14年の「軍師官兵衛」に主演し、バトンタッチした間柄。山崎監督が「男だらけの現場なので、綾瀬さんが来るとキャストのハシャギぶりがすごい」と明かすように、綾瀬は紅一点の輝きで撮影を盛り上げているという。

 NHK紅白歌合戦の紅組司会が発表されたばかりと、話題が続く綾瀬は「短い間なんですけど、鐡造を陰ながら支えていく役どころ。遅れての参加ですが、みなさんが笑い合っているので、いい作品になると確信しました」と笑顔を見せた。

 映画は、出光興産の創業者・出光佐三をモデルに、主人公が石油事業を通じて数々の苦難を乗り越えていく様を描く。“海賊”と呼ばれた青年期から“侍”と恐れられた老年期まで20~90歳代までを演じる岡田は「『(永遠の)0』がライバル。それを超える感動を届けられるんじゃないかと思います」と意気込んだ。

 他には、山崎監督が手掛けた「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの吉岡秀隆(45)、「寄生獣」2部作の染谷将太(23)と、山崎組の主演俳優が集結する。

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