チャンバラトリオ山根伸介さん死去

 “大阪名物ハリセンチョップ”や、時代劇風コントで人気を博したお笑いグループ・チャンバラトリオのリーダー、山根伸介(本名・山根利雄)さんが14日12時10分、京都市内の病院で、肝臓がんのため78歳で亡くなっていたことを21日、所属事務所が発表した。

 山根さんは今年5月に約4年前に肝臓がんを患って治療を行っていたことを公表。また最近も携帯電話を使っている最中に階段で転んで負傷したことを明かし「体力の限界を感じました。もう舞台で姿をお見せすることはないと思います」と話し、52年間続いた同グループを解散することを発表していた。

 同グループは山根と、10年に他界した「頭(かしら)」こと南方英二さん、伊吹太郎(途中脱退)の3人で発足。現在のメンバーは山根と94年に加入した志茂山高也(72)の2人となっていた。

 代名詞となったハリセンは、同グループが昭和40年代に考案し、舞台のドタバタ劇に取り入れた。山根さんはその後、テレビ番組などから「ハリセンを使わせてくれ」と依頼が入って快諾したことで、後に「特許をとろうと思った時に、他で使われていたら取れないと言われて。特許を取れなかったのは残念ですが、皆さん、自由に使ってください」と語っていた。

 葬儀・告別式は17日に、京都市内の葬儀場で密葬で営まれた。

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