オダジョー 小栗監督に「ゼロ反抗」
俳優のオダギリジョー(39)が4日、都内で行われた主演映画「FOUJITA-フジタ-」(14日公開)のティーチイン試写会に出席した。
フランスで活躍した実在の画家・藤田嗣治の半生を描く、小栗康平監督(70)の最新作。おかっぱ頭にロイド眼鏡を付けて藤田を演じたオダギリは「いつも役に関しては僕に丸投げしてくれと思って現場に行く」と、これまで監督の演出と闘うこともあったという。
だが、今作は「監督の脳みそがすごく面白くて、言うことが完璧に正しかったりする。今回はゼロ反抗です」と小栗監督に“絶対服従”。「初めて自分のみたオダギリジョーとは違うステージに立てた。高みに引き上げてもらって、心を入れ替えないとダメなんじゃないかと思ってます」と、俳優として心境を変化させたようだ。
