俳優の小泉孝太郎（３７）がテレビ東京系「柔道グランドスラム東京２０１５」（１２月４日開幕）のメインキャスターを６年連続で務めることになり３０日、都内で行われた会見に出席した。

　２０１６年リオ五輪切符をかけた激戦を前に小泉は「ワクワクしています」と胸を高鳴らせた。ラグビー、体操と各競技の日本代表が活躍していることから、「良い流れで日本のスポーツ界が未来にむけて走っている。（柔道も）チームが強くなれば盛り上がっていく」とラグビーに続く、国民的な盛り上がりに期待した。

　ラグビーでは五郎丸歩（２９）が一躍、時の人となっている。ゲスト解説を務めるバルセロナ五輪男子柔道金メダルの吉田秀彦氏（４６）は「（柔道も）ヒーローを作っていかないと」と指摘。キャスターを務める同局・秋元玲奈アナウンサー（３０）は「五郎丸選手が大ブームになってますが、大野選手も負けないかっこよさがあると思います」と柔道界のヒーローに男子７３キロ級の大野将平（２３）を推していた。

　五郎丸といえば、キック前のルーティーンが話題にもなった。大舞台に立ち向かえる自身のルーティーンを問われた小泉は「直前に自分の間をつくる」。吉田氏は「開き直りも大事」と語っていた。