熊本県のＰＲマスコットキャラクター・くまモンが７日、熊本県庁で行われた「トマトラ出発式」に参加。だが、いざ出発というときになってシートベルトが締まらないという、まさかの“悲劇”に見舞われた。

　前日の極秘視察から一夜明け、誰よりもトマトラの出発を楽しみにしていたくまモンに、想定外の事態が襲いかかった。トマトラとは、熊本県産のトマトのビニールハウスを荷台に積んだトラックのこと。この日出発し、トマトの日の１０月１０日に東京到着を目指している。

　出発式では熊本県の蒲島郁夫知事や、サッカーＪ２のロアッソ熊本の選手ら、大勢が集結。くまモンもビニールハウスに「トマトラ頑張れ、ぼくの本気を見せるモン」と書き込むなどやる気満々。だがいざ、乗り込むとシートベルトの長さが足りず締まらない。何度やっても締まらず、時間切れ。トマトラはくまモンを置いて出発してしまった。

　トマトラは今後、大阪、名古屋を経由し東京を目指すが、くまモンは後から応援に駆けつける予定だという。