作詞家の荒木とよひさ氏（７１）と８月中旬に離婚した歌手・神野美伽（４９）が３０日、都内で大阪・新歌舞伎座の９月公演「結婚しない女たち」（９月４～２１日）のけいこ前に会見し、離婚について初めて言及。「何も後悔していない」とスッキリした表情で心境を明かした。

　離婚に至った理由には「何かがあったけど、個人的なことなので具体的にはお話できない」と詳しいことは明かさなかった。しかし、ここ数年は荒木氏が京都に移り住んでおり、「『帰ってきてほしい！』と何度も話した」ことを明かし、別居状態に限界がきたことを示唆した。

　この日、報道陣を前に「一度夫婦という関係を取っ払ってゼロにして、新たにスタートすることにした」と説明。さらに「これからも一緒に仕事をするし、普通に食事もする」と離婚後も円満な関係をアピールした。関係者によると、次の新曲は、荒木氏が作詞した作品になるプランも検討しているという。

　荒木氏とは結婚前と１６年の結婚生活を含め２３年間、一緒に生活。「すばらしい出会いだった。たくさんのことを学んだ。幸せを教えていただいた」と感謝の言葉を口に。一度リセットするとあって、復縁には「わからないですね。そうなったら笑ってください。もともと別居していた変わった夫婦ですから」と自虐的に話した。

　この日が５０歳の誕生日とあって、関係者からケーキで祝福され、思わず涙がポロリ。「とてもすがすがしい５０歳を迎えられた。とても充実した（人生の）リスタートが切れている」と話した。