お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造（４４）が、１９日に読売テレビで放送された「黄金列伝！」に相方の田中直樹（４４）とコンビで出演。タレント・千秋と０７年１２月２８日に離婚したが、離婚を切り出されたのはクリスマス・イブだったこと、危うく大先輩である明石家さんまにイブ恒例の特番で離婚を暴露されかけたことを明かした。

　遠藤は「今となってはいい関係なんですけど」と前置きし、「（当時は）千秋ちゃんとは何度も話し合ってたんであれ（大丈夫）だったんですけど、子供と離れ離れになっちゃうんだ、っていうのが、うわっ、ってなって（落ち込んで）。どん底でした」と離婚を振り返った。

　また、千秋から離婚を切り出されたのが「クリスマス・イブで」と告白。「女の人って、イブに離婚を切り出す、って考えてたんやな、って。イブに離婚を突きつけられた」といまだショック覚めやらない様子で振り返った。突然の離婚話に動揺し、「ご飯食べに行ってくるわ」と１人で車を運転し、家を出たという。

　離婚について「お世話になった人に連絡せな」と思い、まず、さんまに電話。すると、さんまは、聖夜恒例のフジテレビの特番「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」の打ち合わせ中。離婚することになったことを伝えると、大きな声で「合格で～～～す！」と明るく返ってきたという。

　さんまは「これ、言うてええか、本番で」と前のめりで聞いてきたが、「ぼくはええんですけど、相手のことがあるんで」と事情を説明し、本番での発表を回避したという。遠藤は離婚当時を振り返り「こん時はどん底でした」と話した。

　【明石家サンタ－－とは】

　事前にハガキまたは当日に電話で視聴者から不幸話を募集し、本番でさんまが投稿者本人に不幸話を電話で聴く。面白ければ「合格」で、さんま、または八木亜希子アナウンサーが鐘を鳴らし、賞品を贈る。芸能人専用の電話番号も用意されている。１３年には事務所の申告漏れを指摘され、芸能活動を休止中の板東英二が電話し、名前を告げただけで「合格」と鐘が鳴った。