桂文珍 米團治に落語で米朝と“再会”を

 落語家の桂文珍(66)が8月8日に恒例の「桂文珍独演会」(大阪・なんばグランド花月)を開催することになり8日、大阪市内で会見した。独演会には3月に亡くなった人間国宝、桂米朝さんの長男・桂米團治(56)がゲスト出演する予定で「しっかり芸をやってもらいたい」と期待を寄せた。

 今回で33回目となる独演会に文珍は「もう33年。あっという間やったな」としみじみ。「13年ほど前に米朝師匠に来ていただいた」と当時を思い返し、「米朝師匠が耕してくれたおかげで、米朝師匠が(独演会などで)行ったところはやりやすいんですよ」と感謝した。

 米團治のゲスト出演を決めた文珍は「(米團治が)涙を流さんばかりに『本当に呼んでくれるんですか?』と。このタイミングだからぜひに」と期待。米團治は「地獄八景亡者戯 前半」を披露する予定。文珍が米朝さんに稽古をつけてもらったことがある演目で、文珍は「あの世でお父さんに会える作りになっている。(独演会の)華を添えてくれるでしょう」と“親子の再会”を楽しみにしていた。

 今回、文珍は、自らが扮する“桂珍幻彩”として「玄界集落」を披露するほか、「花見酒」「寝床」の演目を用意。「土曜日なのでおでましになりやすい」と来場を呼びかけた。

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