たかじんさん団体 2億円の質問NG

 昨年1月に他界したタレント・やしきたかじんさんが2009年に大阪の活性化を目指して設立した一般社団法人「OSAKAあかるクラブ」が27日、大阪市内で会見を開き、理事長兼キャプテンを務めた、たかじんさんの後任として、新キャプテンに落語家・桂文枝、新理事長にたかじんさんの高校時代の同期生の温井史朗氏の就任を発表した。

 就任会見では、昨年末にたかじんさんの遺言に従い、同クラブが遺産の中から寄付を受けた2億円の使い道についての質問が出た。しかし、クラブ側が「本日の会見趣旨と関係のない質問」として制止した。

 同クラブは公式HPでも寄付金受領を公表しているが、今回の寄付を巡って一部週刊誌などで、たかじんさんの妻が、同クラブ側に寄付受領の放棄を求めた旨の報道があったため、敏感になったとみられる。

 会見後に同クラブ側は、昨年に妻側と複数回、寄付金に関して話し合いの場を持ったことを明らかにし、妻側から「財団を作るので、一緒にやらないか」との提案があったと説明。クラブ側は「財団を作るのに時間がかかると判断」し、最終的に寄付金として受領することを決めたという。妻側の同席者を問われると「明らかにできない」とした。

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